現在所有しているリトルマーチンLX1Eの弦高が12フレッドで5ミリを超えるほどで少し高めでして,
ミディアムゲージの少し太めの弦で弾いていると,少しばかり左指が痛くなってきてしまいます。そこで少しばかり原稿を低くしたく,素人ながらサドル調整を行いました。
オリジナルを削るのは危険なのでまずは代用のサドルを探しました。今回はサウンドハウスさんからマーチンスタイルのサドルGRAPHTECHのPQ-9110-CO(PQ-9110-00)単価920円を購入。TUSC(タスク)というメーカーなのでしょうか,メイドインカナダと記されていました。牛骨ではないようです。
早速このままではオリジナルより背が高いので,紙やすりでひたすら削っていきます。メンテナンスの本によれば,本当は底はそのままで上部を削るのがいい,と書かれていましたが,上部はオクターブ調整のために角度がつけられていたりして面倒なので削りやすい底の部分を1ミリ半ほど紙やすり#100と#240で削りまくります。
高さを調整してみようと取り付けようとしたのですが,オリジナルより太めで入りません。
ノギスで測って調整。
最後に底面を丁寧に平に整えて完了。早速弦を張ってみました。1ミリ少しだったのでわずかではありますが弦高は低くなり,引きやすくなりました。